ストーリー

創世の世界樹

第十四章:創世の世界樹


遥かいにしえの時代よりエデン大陸に伝わる"伝説"──
創世の神が混沌よりエデン大陸を創りし時、天と地を分かつべく、荒れ果てた大地に一本の“世界樹”を
植えたと伝えられていました。そして、世界の柱となる“世界樹”を護るため創世の神は世界樹の下に
2つの部族、世界樹の根元に棲まう「果々族」と、広大な枝葉に棲まう「皇蜂族」を創り上げ、
守護を命じたそうです。

世界樹の果実から進化したと言われる「果々族」は世界樹を育む豊かな土壌と水の安全を、「皇蜂族」は、
一族の女王蜂・ミストの統率のもとあらゆる脅威から世界樹の枝葉と幹を護っていました。

しかし、そんなある日のこと――桜花城のお祭りに人々が賑わう中、果々族の国王の娘「ピーチ姫」が
深刻な表情を浮かべて街に現れました。

穏やかで平和だった果々族と皇蜂族の関係に最近、大きな異変が起こり、互いに“世界樹を護りし者”として、
創世の時代から良好な関係を築いてきたはずの皇蜂族の大軍が突如、果々族の村を襲撃し、
略奪と破壊を繰り返しているのです…!

そして、襲撃を繰り返す皇蜂族の中に、得体のしれない邪悪な勢力の気配を感じたのでした――。

ミカエルは悪魔学園の仕業と見抜き、天使達を呼び寄せると、すぐに世界樹で起きている異変の調査に
向かうよう命じました。
「このまま“世界樹”の危機を放っておけばまもなくエデン大陸にも未曾有の災厄が降りかかるでしょう。
天使たちよ、そうなる前に「果々族」と「皇蜂族」を邪悪なる者から助け出すのです!」