ストーリー

おかしな国

第七章:おかしな国


キャンディーの花々が咲き誇り、お菓子の家が立ち並ぶ時空の狭間にあると言われる楽園。
そこは運命と時を司る三人の女神により、外界と隔離され穏やかな時が流れておりました。

しかし、「時」を操る力を欲した悪魔学園の学園長サタンの秘術により
「楽園」へのゲートが開かれてしまったのです。
ゲートからはサタンの命を受け悪魔学園の勢力が押し寄せ、
突然の事態に楽園はなすすべもなく瞬く間に制圧されてしまいました。
楽園では住人はおろか、心を持たぬ物にまで悪魔達に悪の意思を植えつけられその手先となり、
運命と時の女神たちもまた悪魔学園の手に堕ちてしまいました。
そして、女神たちのその心も今まさに、悪魔の意思に浸食されようとしておりました。

悪魔学園の楽園への進行はエンジェル学園の上層部のみならず、天国全体を震撼させました。
サタンの陰謀を阻止するため、そして捕われた女神と楽園の住人たちの解放のために
エンジェル学園学園長の名のもと、世界の存亡をかけた天使たちの大規模反攻作戦が今開始されます。