ストーリー

時空の幻域

第十九章:時空の幻域


その昔、天使と悪魔の間で
激しい争いが繰り広げられていた時代-

《時間制御》という強大な力を持った「兎女王」が
ある地で誕生しました。

やがて、純粋無垢に育った心優しき「兎女王」は
自身の《力》により誰かが傷付く事を恐れるようになり
『神殿遺跡』に身を隠すことを決断します。

そして、彼女はエデン大陸と隔離させた争いのない
"理想郷"を民たちと築きあげたのでした。

いつしか、長く続いていた争いも
天使たちの勝利で終結し…
皆が願追い求めた平穏な時代が訪れました。

-しかし、仮初の平和な世界に闇をもたらそうと
各地で悪魔学園の邪悪な意思が蠢きだし…
世界の歯車が再び狂い始めます。

「兎女王」の心もまた少しずつ蝕まれてゆくのでした。

ある日、ミカエルの元へ「兎女王」に従事する
『侍女のラビ子』が訪れ鬼気迫る表情で救済を求めます。

『心優しき女王と民が共に築いた"理想郷"を
 悪魔学園の侵略から救ってほしい』と

これまで様々な危機を救った"あなた"に
-今、ミカエルから新たな指令が告げられます。