ストーリー

きかいの王国

第六章:きかいの王国


はるか昔、人間たちと同じようにエデン大陸で暮らす、とある神秘的な種族がいました。
風と水の力を駆使したエネルギー利用や、石と鉱物を多様した建造物など、彼らは人間たちよりもはるかに高度な文明を築き上げていました。

しかし、平和は長く続きませんでした・・・。
悪魔の使者が訪れ、強力な魔法を唱え空間を切り裂いたのです。
空間のバランスが失われ大地が空に浮き上がりました。

悪魔の使者は協力者と共に魔界に繋がる門を開こうとします。
人々を裏切った協力者たちは、心を失って魔界の従者になりました。
無事逃げ出した人たちも何もできず、ただ自分の故郷が黒雲に包まれていくのを見ている事しかできません。
数時間後、故郷はこの世界から消失しました。

ミカエルは長年に渡って、消えた大地を探し続けました。
そしてついに、この神秘的な世界へと通じる入り口を見つけたのです。