ストーリー

神廟の白孔雀

第十五章:神廟の白孔雀


悪魔に取り付かれた皇蜂族の脅威を退け喜んでいる人々を背にミカエル学園長は
悪魔学園の情報を探るためお忍びで世界樹を訪れました。
そこで語られたのは、神秘的な「パヤ一族」の伝承でした。

数日後、象神と四相神を信仰する「パヤの都」から「謎の僧侶」が
四つの都市を訪れ、「パヤの都」の悲劇について語り始めました…。

── 白孔雀が空を翔ける時、悪魔が地獄から這い上り、世が煉獄となる ──

ある日の夜、神々を祀る神聖な「マハ神廟(しんびょう)」から
孔雀の形をした白い光が夜空に現れ、信仰厚い「パヤの都」に大量の魔物が
溢れだし、穏やかな都は一夜にして『煉獄』となってしまいました…。

パヤの神はこの事態を予知していたかのように「白翼一族」に助けを求めるため、
四つの都市を訪れるようお告げがあったのだと「謎の僧侶」は、教えてくれます。
ミカエル学園長は即座に「白翼一族」はエンジェル学園のことだと理解しました。

ミカエル学園長の指令により、天使たちは「パヤの一族」の元へ向かいます。
「パヤの都」の民を救い、神廟から現れたなぞの「白い光」の正体を
突き止めることが出来るのは、天使の一人であるあなたに掛かっています!